日本建設機械工業会が9月28日に発表した2023年8月の建設機械出荷金額は、内需は 6.4%増加の 858 億円、外需は 20.2%増加の
2,176 億円となった。その結果、内需は 14 カ月連続の増加、外需は 34 カ月連続 の増加となった。総合計では 16.0%増加の 3,034 億円となり、34 カ月連続の増 加となった。
■ 内需は6.4%増の858億円、14カ月連続の増加
内需を機種別に見ると、トラクタは 12.4%増加の 101 億円、油圧ショベルは 0.6%増加の237 億円、ミニショベルは 6.2%増加の 68 億円、建設用クレーンは 19.0%増加の 157 億円、基礎機械は 3.0%増加の 47 億円、油圧ブレーカ・圧砕機は 12.6%増加の 20 億円の 6 機種が増加した。
■ 外需は20.2% 増の2,176億円、34カ月連続の増加
外需を機種別に見ると、トラクタは 32.0%増加の 277 億円、油圧ショベルは 25.9%増加の 853 億円、ミニショベルは 25.4%増加の 353 億円、建設用クレーンは 127.3%増
加の 153 億円、その他建設機械 17.5%増加の 307 億円の 5 機種が増加した。
地域別に見ると、欧州が 13 カ月連続で増加、前月 31 カ月振りに減少した北米も再び増加に転じるなど、全 9 地域中、6 地域で増加した。
■油圧ショベルの国内出荷は、6.5% 減の1,736台
2023年8月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ837台(前年同月比31.0%増加)、油圧ショベル1,736台(同6.5%減少)、ミニショベル2,085台(同3.5%増加)、クローラクレーン20台(同20.0% 減少)、ラフテレーンクレーン117台(同41.0%増加)、アスファルトフィニッシャ23台(同20.7% 減少)――となった。