ライカ ジオシステムズ株式会社:2023年9月26日
(スイス、 ヘルブルグ、2023 年 9 月 19 日) Hexagon傘下のライカジオシステムズ は本日、キャタピラー社の次世代(以下、NGH)センサーを搭載した Leica MC1 3D マシンコントロールシステム(以下、MC1)の販売開始を発表しました。この新しい互換性オプションにより、様々なICT建機に対応するプラットフォームソフトウェアである MC1 をキャタピラーの既存の油圧ショベル用 Cat Grade 2D Assist システムに取り付けることが簡単になります。
MC1と キャタピラー社の NGH センサー間の相互運用性が強化されたことで、建設会社やオペレーターにさまざまなメリットを提供します。センサーの交換を必要とする従来のソリューションとは異なり、ハードウェアを追加変更することなく、既存の Cat Grade 2D Assist システムと連動して動作します。これにより、よりシームレスでシンプルな設置が可能となり、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
Cat Grade 2DAssist と ライカジオシステムズ 3Dマシンコントロールシステムの組み合わせ
Cat Grade 2D Assist システムは 2 次元 (水平面) での正確なグレーディングとレベリングに優れていますが、MC1 はこの機能を3次元に拡張します。 3D マシンコントロールが追加されることにより、オペレーターは水平方向だけでなく、さまざまな深さや勾配での設計の作成、切断、検証が可能になります。
この機能により、正確で効率的な土木工事や建設作業が可能となり、傾斜が異なる法面の整形や繁雑な地形の形成など、複雑な整地作業を高い精度で完了できるため、コストのかかる再作業の必要性が軽減されます。
詳細は、ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。