・持続可能なモビリティ社会の実現に向けた真に環境に優しいショックアブソーバ用作動油
カヤバ(KYB)は 9月20日、世界で初めてショックアブソーバ用環境作動油 「サステナルブ」(商標登録出願中)を発表した。日本での発売は、2026年以降を予定している。
自動車の安全性と快適性を維持向上させるショックアブソーバに必要不可欠な作動油。その成分の大半を占めるベースオイルを石油由来から天然由来に変更した。
天然由来のためベースオイル製造過程で大気中の二酸化炭素を吸収しカーボンニュートラルに貢献 。生分解性を有し 万が一の漏洩時にも自然に還る。
■真に環境に優しいショックアブソーバ作動油の追求
自動車の安全性と快適性を維持向上させるため、同社は長きにわたりショックアブソーバの開発に携わってきた。ショックアブソーバは、油圧や摩擦を利用して車の動きを安定させる重要な役割がある。この動作 をサポートするのが「作動油」。この油がないと、ショックアブソーバの性能は十分に発揮できない。従来の作動油は、長年の研究とノウハウ、高度な技術が詰まっているが、その主要成分であるベースオイルの多くは 石油由来だった。石油由来故の環境リスクを排除し、真に環境に優しいショックアブソーバ用作動油を目指したのが今回開発した「サステナルブ」。 「サステナルブ」は、カーボンニュートラルとリサイクルの両輪で、循環型プロダクツを実現し、持続可能なモビリティ 社会の実現に貢献していく。
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