コマツは9月22日、 統合報告書「コマツレポート2023」を発行したと発表した。
コマツは、ステークホルダーに向けて、中期経営計画における「成長戦略による収益向上(財務指標)とESG課題解決(非財務指標)の好循環で持続的成長を目指す」という価値創造モデルを中心とした、持続的成長を目指した取り組みを紹介するコマツレポート(統合報告書)を毎年発行している。
今年度の報告書では、コマツが長期的な成長戦略の根幹に据えている「未来の現場へのロードマップ」を中心に、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場を顧客と共に実現し、「ESG課題の解決と収益向上の好循環による持続的な成長を目指す」という、コマツが目指す「ありたい姿」およびその実現に向けた成長戦略の進捗状況について紹介している。
社長メッセージでは、コマツの技術革新による成長の現在の立ち位置、不確実な時代においても成長を続けていくために必要な戦略について、CFOメッセージでは長期ビジョンの実現に向けた財務戦略を伝えている。
また、中期経営計画の成長戦略特集として、①DXスマートコンストラクション、②建設・鉱山機械の自動化開発、③カーボンニュートラルへの挑戦(電動化開発)、④バリューチェーン戦略について伝えるとともに、事業を支える「人、社会、地球(サステナビリティ)への取り組み」や「コーポレート・ガバナンスに関する取り組み」も紹介している。
コマツは中期経営計画で掲げている、ダントツバリュー(収益向上とESG課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していく。