・健康に資する飲料の受託生産の拡大を図り、「ウェルネス(健やかな暮らし)」に貢献
エア・ウォーターグループで飲料の受託生産を手掛けるゴールドパック(東京都品川区)は、9月14日、同社あずみ野工場(長野県安曇野市)で小型(125ml)紙容器飲料の充填ラインを更新し、生産能力を従来比約1.6倍の年間最大9,000万本に増強すると発表した。新ラインでの生産開始は2025年4月を予定している。
小型紙容器は従来、子供向け飲料に多く使用されてきたが、近年、健康志向の高まりを背景に野菜系飲料や乳酸菌飲料などの機能性表示食品をはじめ、濃厚流動食などでも用いられることが増えている。
あずみ野工場では現在、既設の充填機3台で年間5,600万本の小型紙容器飲料を生産している。今回、高速充填、省人・省力化が可能な125ml容量充填機を導入し、既設のものから切り替える。充填機は1台で時間当たり24,000本、年間最大9,000万本の生産能力を有し、1本あたりの電気使用量を2割削減する。
ゴールドパックでは新鮮な野菜・果実をおいしいままに提供する主力の野菜・果実系飲料とともに、消費者の健康に資する飲料の受託生産の拡大を図り、人々の「ウェルネス(健やかな暮らし)」に貢献していく。
<新充填ラインの概要>
導入設備:小型(125ml)紙容器飲料 高速無菌充填システム
設置場所:ゴールドパック株式会社
あずみ野工場(長野県安曇野市堀金烏川1984-1)
生産品目:野菜飲料、果実系飲料、コーヒー、茶系飲料、
機能性飲料などの各種飲料
稼働開始:2025年4月(予定)