フジテック(滋賀県彦根市)は9月7日、さらなる商品品質の向上に向け、エレベータの部品解析・評価センター「(仮称)品質ラボ棟計画」を、本社・ 研究開発・生産拠点「ビッグウィング」の敷地内に建設すると発表した。
同施設は、エレベータ各種部品の性能・信頼性・安全性を評価する実験設備や、走行テストなどを行う検証用のエレベータを備える。従来は商品開発における技術の機能評価と一体となって進めてきた実験・検証を、同施設で品質面に特化して行うことで、品質管理の強化や商品の性能・信頼性の向上につなげる。また、据付工事の効率化に向けた工法ならびに既設昇降機の品質担保に関する検証も行う。
建設にあたり、9月7日に起工式を執り行った。2025年2月の完成予定。同施設の完成により、商品のさらなる品質向上と開発・調達・生産・据付における効率化を図る。
<施設概要>
工事名称:(仮称)品質ラボ棟計画
所在地:滋賀県彦根市宮田町 591-1 本社・研究開発・生産拠点「ビッグウィング」の敷地内
建築面積:約 1,000 ㎡
着工:2023 年 9 月中旬
竣工(予定):2025 年 2 月
高さ:地上 60m
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