住友重機械モダン、プラスチック押出成形機の金型工場を開設

 住友重機械工業は9月5日、100%出資会社、住友重機械モダン(神奈川県横浜市)が、千葉県富津市にプラスチック押出成形機の金型生産に特化した富津第二工場を新設し、9月4日(月)に開所したと発表した。

 新工場で生産する金型は、プラスチック押出成形機の要となるもので、これまで横浜・千葉等の複数の拠点で生産していた。新工場開設にともない、分散生産を一拠点に集約することで生産効率を上げ、最重要部位をすべて新工場内で生産できる体制になる。

 新工場は、誰もが快適で働きやすい工場環境を目指すべく、冷暖房完備・バリアフリー・誰でもトイレ等を設置した。環境面では、太陽光発電設備の設置並びに再生エネルギーを使用することにより、事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指す。

 住友重機械グループは、今後も安心・安全に使える高品質の製品とサービスの提供をとおして、世界中の顧客の価値創造に貢献していく。

<富津第二工場の概要>
会社名:住友重機械モダン株式会社 Sumitomo Heavy Industries Modern, Ltd.
本社:神奈川県横浜市港北区新吉田東8-32-16
代表者:代表取締役社長 黒河 由紀夫
事業内容:プラスチック押出成形機の開発、製造、販売、サービス
設立:1955年(昭和30年)10月
工場名:富津第二工場 Futtsu 2nd Plant
所在地:千葉県富津市新富93-1
工場敷地:敷地面積 9,332㎡、建屋面積 3,979㎡

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