シーピー化成(岡山県井原市 )は8月30日、昨年に開設した北関東オフィスと首都圏物流センター(群馬県邑楽郡板倉町)の敷地内に、新たな生産拠点である首都圏工場の建設に着手すると発表した。
シーピー化成は、日本人口の3割が集中する関東圏における製品の需要拡大及び、更なる販路強化に向け、首都圏という一大消費地に最も近い拠点からの製造・配送により顧客への継続的な食品容器の安定供給に加え、災害に対するリスクヘッジとしても新たな拠点が必要と判断し、2019 年に群馬県邑楽郡板倉町内の「板倉ニュータウン産業用地」に営業・物流・生産拠点構 築のために用地を取得した。
首都圏拠点構築計画(第 1 期工事総投資額 200 億円超)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当初のスケジュールからの変更を余儀なくされたものの着々と進んでいる。
2022 年 4 月 1 日には、営業拠点『北関東オフィス』を開設し、同年 11 月 7 日には、『首都圏 物流センター』を開設、稼働させた。そして2023年 9 月より同計画の第1期工事最終として、新 たな生産工場『首都圏工場』の建設に着手する。
2024 年 11 月には、営業・物流・生産のすべての設備が完成し連携することで、本社に次ぐ一 大拠点としての本格稼働となる。これまで以上に生産力を増強し、きめ細かな物流 ネットワークを築き、顧客が必要とするタイミングに確実に食品容器をお届けし、顧客により満足されるよう物流・生産基盤のさらなる強化を図っていく。
<新工場計画>
名称:首都圏工場
所在地: 板倉ニュータウン産業用地内(群馬県邑楽郡板倉町泉野2丁目41-5)
土地面積 :110,684.14m² (約33,482坪)
工事着工:2023年 9 月 1日
操業開始:2024年 11月 予定
構造:鉄骨造2階建
建築面積:14,551m²(約4,401.6坪)
延床面積:25,062m²(約7,581.2坪)
要員:100名程度
特徴:インライン型により省人化を図り、環境配慮型容器の生産増強に対応。
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