日本建設機械工業会が8月31日に発表した2023年7月の建設機械出荷金額は、内需は 3.0%増加の 861 億円、外需は 17.2%増加の2,103 億円となった。その結果、内需は 13 カ月連続の増加、外需は 33 カ月連続 の増加となった。総合計では 12.7%増加の 2,963 億円となり、33 カ月連続の増加となった。
■ 内需は3.0%増の861億円、13カ月連続の増加
内需を機種別に見ると、トラクタは 14.5%増加の 102 億円、ミニショベルは 19.1%増加の 73 億円、建設用クレーンは 8.1%増加の 156 億円、コンクリート機械は 63.9% 増加の 32 億円、基礎機械は 0.03%増加の 29 億円の 5 機種が増加した。
■ 外需は17.2% 増の2,103億円、33カ月連続の増加
外需を機種別に見ると、トラクタは 0.3%増加の 210 億円、油圧ショベルは 24.5%増加の834 億円、ミニショベルは 28.5%増加の 421 億円、建設用クレーンは 72.4%増加の 84 億円、道路機械 24.1%増加の 37 億円、コンクリート機械 90.5%増加の 1 億円、 その他建設機械 29.0%増加の 290 億円の 7 機種が増加した。
地域別に見ると、アジアが 29 カ月連続で増加、欧州が 12 カ月連続で増加するなど、 全 9 地域中、7 地域で増加した。
■油圧ショベルの国内出荷は、3.2% 減の1,754台
2023年7月の国内出荷台数統計によると、
ホイールローダ912台(前年同月比22.9%増加)、油圧ショベル1,754台(同3.2% 減少)、ミニショベル2,402台(同11.2%増加)、クローラクレーン25台(同13.6%増加)、ラフテレーンクレーン118台(同71.0%増加)、アスファルトフィニッシャ32台(同36.0% 減少)――となった。