匠技研、和歌山市内に新工場、食品機械の生産性向上とAI・IOT化に取り組む開発拠点

 匠技研(和歌山市)は和歌山市内に新たに工場を増設する。和歌山県は8月30日、同社と立地協定を締結することになったと発表した。同社は、主にハム・ソーセージなどの食品機械・自動省力化機械の製造を行っており、特にウインナー包装工程設備で高いシェアを占めているほか、ハムスライス工程設備でも新スライサーの開発によりシェアを拡大中であるなど、大手食品メーカーを中心に技術力が高く評価されている。今回、生産能力を拡大するとともに、主力製品である食品機械の生産性向上とAI・IOT化に取り組む開発拠点とするべく新工場を増設するもの。

<企業概要>
企業名:匠技研株式会社
所在地:和歌山市有本104番地2
設立年月:2002年9月
代表者:代表取締役会長 西本 嘉尹(にしもと よしたか)
代表取締役社長 根来 伸年(ねごろ のぶとし)
資本金:1,500万円
売上高:9億4,900万円(2022年8月期)
従業員数:26名(2023年6月)
業務内容:ハム・ソーセージの食品機械及び自動省力化機械の設計・製造

<立地計画概要>
立地場所:和歌山市布施屋字新田824番1 他
敷地面積:4,333m²
延床面積:2,310m²
雇用予定:新規地元雇用者 正社員10名(3年間)
投資予定:7億3,000万円(建物、設備)
操業時期:2024年9月操業開始予定

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