㈱北川鉄工所は8月10日、鉄塔建設用タワークレーン「JCT036」の販売を開始したと発表した。同製品は、最大作業半径 25m、最大定格荷重 2.8 トン、最大設置高さ 150m で鉄塔建設用としては 同社初の新型タワークレーン。シンプルな構造が特長で、運送や組立が容易。また、従来機と比較し剛性がアップしており、安全な作業環境を確保することができる。
販売開始を記念して、8 月 7 日~9 日の 3 日間にわたり、甲山工場敷地内(広島県世 羅郡世羅町)で鉄塔クレーン 1 号機の見学会を開催した。全国各地より 26 社 106 名の鉄塔工事の関係者が来場した。
この 1 号機と現在製作中の 2 号機は鉄塔工事会社の㈱ETS ホールディングスへの納入が決定して おり、2023 年 10 月より宮城県の丸森幹線新設工事の現場で稼働予定。さらに、2024 年 3 月ま でに建機レンタル会社の㈱アクティオへ 6 台の納入が決定している。
今後計画される全国送電網の強化に伴う工事量の増大に対応すべく、より一層生産体制を整えていく。
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