ロシアの建設機械、23年4~6月は30.0%減の2,143台、1~6月は34.6%減の4,714台

 欧州ビジネス協会(Association of European Businesses:同AEB、所在地:モスクワ)の建設機械委員会(The Construction Equipment Committee:CEC)は8月2日、2023年第2四半期(4~6月)と上期(1~6月)の建設機械販売実績をまとめた。

 それによると4~6月の建設機械新車販売台数は、前年同期比30.0%減の2,143台(前年同期:3,060台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比15.3%減の1,067台(同1,259台)、ホイール式油圧ショベルは同38,4%増の299台(同216台)、バックホーローダーは同51.0%減の214台(同437台)、ホイールローダは44,4%減の164台(同295台)となった。

 ロシアの建設機械データ2023年第2四半期&上期データ

 1〜6月は、前年同期比34.6%減の4,714台(前年同期:7,221台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比14,8%減の2347台(同2,755台)、ホイール式油圧ショベルは同38,4%増の299台(同216台)、バックホーローダーは同69.0%減の455台(同1,469台)、ホイールローダは同34,5%減の389台(同594台)となった。

■CEC(建設機械委員会)は、2008年2月に欧州企業協会(AEB)によって設立された。現在、CECは、ロシア市場の道路建設および特殊機械会社の80%の利益を代表している。

 しかし現在、すべての市場参加者が AEB 統計データ交換に参加しているわけではないという事実により、提供されたデータは不完全な建設機械市場を反映している。

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