ユーシン精機、低全高ハイパフォーマンスパレタイジングロボット 「PA-50LC」を発売

 プラスチック射出成形品取出ロボット専業メーカーの㈱ユーシン精機は8月9日、低全高ハイパフォーマンスパ レタイジングロボット「PA-50LC」の販売を開始したと発表した。「PA-50LC」は、従来のモデル に比べ、省スペースメリットはそのままに全高を低く抑え、搬送能力を上げることでさらなる顧客の生産性向上と利益向上に貢献する。

 価格は本体価格(消費税別)で 980 万円、販売は年間約 50 台を見込んでいる。

■新商品の特長

 省スペースパレタイジングロボット「PA」シリーズの特長である、「省スペース&フリー レイアウト」はそのままに、搬送能力を高めたハイパフォーマンスモデル 。

1.ハイスピード
 ショートカット動作や最適加減速制御などの機能により、処理能力 500 個/時間を実現。 高可搬も同時対応しているため、一度に 2 個搬送することで 2 倍の 1000 個/時間の処理 能力が達成できることで様々な物流現場に対応できる。

2.低全高
 直交型ロボットの課題である積み付け高さにより全高が高くなる問題を克服するため、 すべての軸構成を見直し、積み付け高さ 2,000 mm を実現しながら全高を 3,000 mm 以下 に抑えることで、従来から天井高さが低く導入できなかった現場への設置が可能。

3.高可搬
 ロボットハンドを加えた可搬質量を最大 50 kg まで高めることにより、25 kg 以上の対 象物を搬送でき、10 kg 程度であれば 1 度に 2 個搬送することで従来までは対応が難しかった高速ラインへも対応できる。

 ニュースリリース