メッツォ、リオ・ティントによるBioIronプロセスの詳細なエンジニアリング契約を締結

 Metso(メッツォ) :2023年8月8日

 Rio Tinto (リオ・ティント)は、メッツォにBioIron[TM] (バイオアイアン)プロセスの連続パイロットプラント(CPP)の詳細な設計およびエンジニアリング契約を締結しました。この契約は、リオ・ティントとメッツォがBioIron[TM] プロセスの開発について一緒に行ってきた作業の延長であり、その有効性はドイツのフランクフルトにあるメッツォの研究センターで実施された小規模なパイロットテストを通じて成功裏に証明されました。

 Rio Tintoは、CPPの運用を通じてBioIron[TM] 技術の本格的な実装に向けてさらに前進することを目指しています。メッツォは、CPPの還元炉とBioIron[TM] プロセスのための特定の他の機器の詳細な設計を委託されています。

 「この作業は、BioIron[TM] 技術の開発における重要な次のステップであり、研究開発チームの成功に基づいています」と、リオ・ティントの鉄鋼脱炭素化ゼネラルマネージャーであるDavid Leigh (デビッド・リー)は述べています。

 「BioIron[TM] 技術の開発の次の段階に進むにつれて、リオ・ティントとの緊密な協力関係を継続し、エンジニアリングと設計のサポートを提供することに非常に興奮しています」と、メッツォの鉄のディレクター、Matthias Gabriel(マティアス・ガブリエル)は述べています。

■ Metso(メッツォ)について
 メッツォは、世界中の骨材、鉱物加工、金属精製産業に持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスを提供するフロントランナーです。プロセスと製品の専門知識により、お客様が生産性を高め、エネルギーと水の効率と環境パフォーマンスを向上させるのを支援することで、私たちは前向きな変化のパートナーです。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くメッツォは、50カ国近くで16,000人以上の従業員を雇用しており、2022年の売上高は約53億ユーロでした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。