日本建設機械工業会が7月31日に発表した2023年6月の建設機械出荷金額は、内需は21.7%増加の 950 億円、外需は 35.2%増加の2,459 億円となった。その結果、内需は 12 カ月連続の増加、外需は 32 カ月連続 の増加となった。総合計では 31.1%増加の 3,409 億円となり、32 カ月連続の増加となった。
■ 内需は21.7%増の950億円、12カ月連続の増加
機種別に見ると、トラクタは 42.0%増加の 99 億円、油圧ショベルは 32.7%増加の258 億円、建設用クレーンは 58.7%増加の 239 億円、道路機械は 0.6%増加の 31 億 円、基礎機械は 31.4%増加の 38 億円の 6 機種が増加した。
■ 外需は35.2% 増の2,459億円、32カ月連続の増加
機種別に見ると、トラクタは 58.7%増加の 289 億円、油圧ショベルは 55.6%増加の 1,007 億円、ミニショベルは 36.6%増加の 440 億円、建設用クレーンは 39.9% 増加の 116 億円、道路機械 28.2%増加の 47 億円、基礎機械 207.3%増加の 3 億円、 その他建設機械は 25.5%増加の 320 億円の 7 機種が増加した。
地域別に見ると、北米が 30 カ月連続で増加、アジアが 28 カ月連続で増加するなど、 全 9 地域中、8 地域で増加した。
■油圧ショベルの国内出荷は、28.4%増の1,913台
2023年6月の国内出荷台数統計によると、ホイールローダ864台(前年同月比24.0%増加)、油圧ショベル1,913台(同28.4% 増加)、ミニショベル2,195台(同6.4%増加)、クローラクレーン41台(同7.9%増加)、ラフテレーンクレーン146台(同78.8%増加)、アスファルトフィニッシャ50台(同38.9% 増加)――となった。
2023年1~6月累計では、ホイールローダ5,038台(前年同期比19.0%増加)、油圧ショベル11,790台(同6.2%増加)、ミニショベル12,711台(同1.1%減少)、クローラクレーン156台(同18.3%減少)、ラフテレーンクレーン719台(同3.5%増加)、アスファルトフィニッシャ231台(同2.1%減少)――となった。
四半期統計機種の1~6月累計によると、トラック搭載型クレーン他は、5,966台(同21.0%増加)、高所作業車は6,698台(同23.4%増加)――となった。