大林組と大林道路は7月 24日、環境に優しい施工とCO2排出量の削減が可能な油圧ショベルバケットの土付着抑制部材「ジオドロップ」を開発したと発表した。
土工事や地盤改良工事などにおいて、粘土質の土を掘削する場合には、特に油圧ショベルのバケットに土が付着しやすいため、作業効率が低下することが課題となっている。
作業効率の低下を避けるため、バケットを揺動させたり、衝撃を与えたりして土を振り落とす作業が行われることから、大きな騒音や振動の発生につながり、周辺環境に配慮した施工が求められていた。
そこで、フッ素樹脂(PTFE)と金属を直接接合したジオドロップを油圧ショベルバケットの底面と側面に貼り付けることにより、土が付着しづらくなる技術を開発した。
これにより、重機の稼働時間を1~2割抑制するとともに、バケットの揺動・衝撃作業を9割削減できる。
詳細は、ニュースリリース
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