スギノマシン(富山県滑川市)は7月20日、掛川事業所(静岡県掛川市)内で設置を進めてきた「デバラボ」(バリ取り研究所 Deburring Labo at SUGINO)を開所したと発表した。
デバラボは、近年、生産性向上や危険作業の廃止を目的に自動化のニーズが高まっている「バリ取り」を研究します。ウォータージェットバリ取りやフローティング加工といった特殊で高度なバリ取り技術・商品の研究開発やテストを一か所に集約した、世界で唯一の施設。
これまで富山県の拠点で実施していたウォータージェットバリ取りテスト等が太平洋側の拠点でも実施できるようになったため、顧客とのコミュニケーションをより密に行うことで、問題解決を図り、トータルソリューションを提案する。また、産学連携を視野に、地域の学びの場としての役割も果たしていきたいとしている。
<デバラボ 概要>
名称:デバラボ : バリ取り研究所 Deburring Labo at SUGINO
所在地:株式会社スギノマシン 掛川事業所内(静岡県掛川市長谷1300番地)
活動内容:バリ取り・バリ制御に関する技術研究、商品開発、テスト・検証等を行う企業内ラボ
施設:打合せルームと軽作業スペースを備え、情報交換するHubエリア(6.5×9m)、各種装置を備え、加工テスト・研究を行うLaboエリア(9×15m)
研究設備:高圧水バリ取り部品洗浄機(JCC 104 HYBRID)、小型マシニングセンタ(SC-V40a)、ロボットバリ取り装置 等
詳細は、ニュースリリース