・業界初、拡張現実をサービスに利用する「AR ガイダンス」アプリをリリース
・設備の状態を可視化することで故障診断や修理の精度を高め、最終的には効率の向上に貢献します
HD Hyundai Infracore(HD現代インフラコア):2023年7月12日
HD現代インフラコア (CEO:チョ・ヨンチョル、オ・スンヒョン) は、建設機械業界で初めて機械の故障の診断と修理に拡張現実 (AR) 技術を適用します。
HD現代インフラコアは7月12日(水)、AR技術を活用した直観的な状態可視化により、設備故障の診断と修理を支援するアプリケーション「ARガイダンス」を開発したと発表しました。
ARとは、現実と虚像を重ね合わせた映像を見ることができるコンピュータグラフィック技術のことです。 「ARガイダンス」アプリは、3Dモデリングデータや部品センサーで収集したデータにAR技術を適用し、設備状態の可視化を支援します。
AR ガイダンス アプリは、ガイダンスとモデルビューアーという 2 つの主な機能で構成されています。ガイダンス機能は、故障コードに基づいた診断情報を提供するとともに、試乗ガイドも提供することで、ユーザーが故障の診断と修理をより簡単に行うのに役立ちます。モデル ビューアは、主要な機器部品の位置と名前を表示する機能です。この機能は、機械が物理的に設置されている現場だけでなく、遠隔地でも使用できるため、機械の遠隔診断やメンテナンスに役立ちます。
HD現代インフラコアは2019年にこのプロジェクトをスタートさせ、2020年にベータ版の作成に向けて開発を進め、2021年のデモテストを経て、VOCの聴取などを経て完成段階を経ました。 2022年からプログラムの商用化に注力し、今年アプリを全世界で正式にリリースしました。
同社のディーラーネットワークからの反応は非常に良好です。北米のサービスマネージャーである Jeff Horan (ジェフ・ホーラン)氏は、アプリのリリースに関する考えを共有し、次のように述べました。
「ARガイダンスアプリは、より直観的かつ正確に機械の故障を診断、修理できるため、時間の短縮と効率の向上につながり、販売店から高い評価をいただいています。このアプリが顧客満足度に貢献するものと期待しています。」
HD 現代インフラコアの代表者は次のように述べています。
「HD 現代 インフラコアは、サービスプログラムに AR 技術を実際に導入した業界初の企業です。このアプリは現在、北米とヨーロッパの DEVELON マシンにサービスを提供しています。 DD100ドーザ、DX35Z-7ミニショベル、DX140W-7ホイールショベル、DL420-7ホイールローダですが、今後も対象機種・地域の拡大を図ってまいります。」
ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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