㈱三井E&Sは7月4日、日揮ホールディングス、コスモ石油、㈱レボインターナショナル、日揮の4社が取り組む、国内初となる廃食用油を原料とした国産SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の大規模生産実証設備向けに、圧縮機2台を受注したと発表した。
実証設備は、国内初となる国産SAFの大規模生産を目指し、100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの生産実証を行うもの。SAFは従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量を大幅に削減でき、空の脱炭素化のための次世代航空燃料として期待されている。三井E&Sの圧縮機は、SAF製造設備の主要機器として使用される予定。
三井E&Sは、1961年の圧縮機製造開始以来、国内外合わせて1200台以上の納入実績がある。今後は、SAF製造プラントや水素ステーション、グリーン水素製造プラント向などへの本圧縮機の供給により、ゼロエミッション社会の実現に貢献していく。
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