三菱化工機、ベンチスケールの連続回転ろ過機「mini CURUPO」を発表

・ 「第 25 回インターフェックス ジャパン」にて実機を初展示

 三菱化工機は7月3日、新型のベンチスケールの連続 回転ろ過機「mini CURUPO」を発表した。7 月 5 日(水)から 7 日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催 される「第 25 回インターフェックス ジャパン(医薬品・化粧品 製造展)」(主催:RX Japan 株式会社)にて、実機の初展示およびデモ運転を実施する。

 mini CURUPO は、スラリーをろ過面上部から供給(トップチャージ)し、ろ室を回転させて下部からケーキ排出す る、ベンチスケールの連続回転ろ過機。商用スケールの連続回転ろ過機「CURUPO® 」のコンセプトを活かした 小型スケールダウン機としてラインナップされた。医薬原薬、医薬中間体、機能性化学品、ファインケミカル製品 他の連続生産プロセス検証や少量生産時の対応を想定している。

 小型ながら CURUPO® と同じく密閉性に優れたケーシング内で、ろ過からケーキ剝離まで一連のろ過サイクルを 連続して自動で行うことができ、ろ過工程における省エネ、省資源を実現している。
 また、少量のサンプルで検証 した連続生産プロセスを商用スケールの CURUPO® にそのまま適用できるため、治験・サンプル供与ステージから 量産へのスケールアップもスムーズに行うことができる。同じく自動運転が可能な当社の小型ろ過試験機「三菱 オートリーフテスター MAT」とあわせて、処理物や用途に応じて、顧客に最適な製品を提案していく。

 詳細は、ニュースリリース