スペインのAUSA、ユアサ商事と提携して日本でブランドを拡大

 AUSA :2023年6月27日

 小型全地形(オールテレーン)産業用車両のメーカーであるAUSA(スペイン・バルセロナ)は、350年以上の歴史を持つ日本の有名な建設機械サプライヤーであるユアサ(ユアサ商事)と契約を締結しました。昨年3月に署名されたこの協定には、ダンプカー、不整地フォークリフト、テレハンドラーシリーズの日本全国への独占輸入および販売が含まれています。

 AUSA カントリーマネージャーのAlberto Ortega,(アルベルト・オルテガ)は次のように述べています。
「国際展開の戦略計画を達成するには、素晴らしいパートナーを必要とする特異な市場である日本のような新しい国でブランドを拡大することが含まれていました。そこで、1666 年に設立され、産業分野に関して比類のない知識を持つユアサの会社に加わることができて大変うれしく思います。このプロジェクトにより、ダンプカー、不整地フォークリフト、テレハンドラーを提供できるようになり、全国に11か所あるユアサの営業所を通じて最高の技術サービスとアフターサポートが保証されます。」

 ユアサ執行役員の杉本義雄氏は、次のように述べています。

 「ユアサはAUSAの製品を当社のポートフォリオに加え、日本の顧客のニーズに合わせた幅広いソリューションを提供できることを誇りに思います。AUSA 製品は、建設、農業、その他の産業向けの高品質で信頼性の高い多用途のソリューションで知られており、要求の厳しい顧客に確実に適合します。さらに、品質と顧客サービスに対する当社の長年にわたる取り組みはパートナーシップにも反映されており、顧客に同じレベルの卓越したサービスを提供できることを楽しみにしています。」

 この契約は、AUSAが2022年に開始した国際展開のための戦略計画の発動の一環であり、その目標は5年間で売上を倍増させ、市場への依存を分散させることです。アジア太平洋地域はこれらの目標を達成する上で重要な地域であり、同社は今後数カ月以内に新たな協定を締結する予定です。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。