ファナックは6月22日、中型ハンドリングロボットM-710iCシリーズの後継モデル、M-710iDシリーズを新たに開発したと発表した。
M-710iCシリーズは、2006年の販売開始以降17年の長きにわたり、世界中の顧客に愛用されてきた。今回、M-710iCシリーズの後継となるM-710iDシリーズを開発し、第一弾としてM-710iD/50Mを発売開始する。
■M-710iD/50Mの特長
・フルカバーによる防塵防滴性能、スリムなアーム
・可搬質量や動作速度の強化
・機構部の剛性をアップ
・アームを湾曲させたことで、ロボット前方で周辺機器とアームが干渉せず、懐深くアプローチが可能
・デザインをスマートに一新
これらの特長を利用し、工作機械への部品供給や、物流業界での荷物搬送など、幅広い産業分野に活用できる。制御装置は実績のあるファナックのR-30iB Mate Plusシリーズに対応。他のファナックロボットと同様に豊富な知能化機能が使用可能で、製造業の自動化に貢献する。
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