・原木取扱量16万㎥ 国産材の安定的かつ持続可能な供給体制を目指す
㈱ウッドフレンズ(名古屋市中区)は6月22日、かねてより計画を進めてきた、岐阜県美濃加茂市および加茂郡八百津町の製材工場建設の着手にあたり、2023年6月14日に地鎮祭を実施したと発表した。
■国産材の安定的かつ持続可能な供給体制を目指す
今回の製材工場は、同社の掲げる『木質資源カスケード事業』の実現に向け、国産材の安定的かつ持続可能な供給体制の構築を目指し、2024年の稼働を予定している。
初年度の2024年は、原木取扱量 40,000㎥・製材品生産量 16,000㎥、2027年には、原木取扱量 160,000㎥・製材品生産量 64,000㎥の生産規模を計画している。
製材工場により、原木調達、建設資材の製造、建築までを一貫して森林資源を無駄なく活用する仕組みの構築を進め、東海地方の森林資源の有効活用を促進し、国産材と山林の価値向上を目指していく。
地鎮祭は、同社関係者、設計施工関係者が参列する中執り行われ、工事の安全と無事の完成を祈願した。
■木材加工産業のマーケットニーズをとらえ国産材の価値向上を目指す
同社は、2011年の集成材工場とプレカット工場の設立以降、住宅の製造小売体制の構築を進めるとともに、構造材をはじめ各種木質住宅部材の国産材化に取り組んできた。また、オリジナル木質住宅部材の開発にも注力してきた。
製材工場の稼働により国産材製材品の安定供給を目指すとともに、住宅事業をはじめとする、建設資材事業、中大規模木造建築事業等を通じ、木材加工産業の川下におけるマーケットニーズをとらえ、国産材の価値向上を目指していく。
<製材工場の概要>
所在地:岐阜県美濃加茂市牧野字下屋855番地/岐阜県加茂郡八百津町上牧野字東中国699番1他
土地面積:64,591㎡
生産規模:
原木取扱量/2024(初年度)40,000m、2027年160,000㎡
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製材品生産量/2024年(初年度)16,000㎡、2027年64,000㎡
取扱樹種:ヒノキ・スギ
生産品目:板材(ラミナ等)、角材(柱、土台等)チップ
主な生産設備:原木選別機、原木皮むき機製材加工機、木材乾燥機、木屑焚ボイラー、製品仕上機
地鎮祭:2023年6月14日
稼働開始予定:2024年
詳細は、ニュースリリース