ボルボ CE、新しいコンパクトビジネスユニット（事業部門）を設立

　Volvo Construction Equipment（ボルボ CE ）：2023 年 6 月 20 日

　成長するコンパクト機械セグメントの機会を最大化するために、ボルボCEは本日、新しいコンパクトビジネスユニット（事業部門)の立ち上げを発表しました。

■新しいコンパクトビジネス ユニットは次のことを行います。

・コンパクト機械セグメントの電動化への移行を利用して、コンパクトな製品群全体にわたって生産性と持続可能な製品の完全電動化ラインアップを確保します。

・コンパクト製品の開発、組み立て、購入、市場投入戦略 (既存の流通ネットワークと合わせて) を含むバリュー チェーン全体に責任を負い、顧客とのタッチポイントを増やします。

・ボルボ CE 内の独立した事業体として運営され、小型機械の成長市場における機会を最大化することに全力で注力します。当初は最大 9 トンの小型ショベルと最大 L50 モデルの小型ホイールローダーを担当します。

　電動化と持続可能な電力を通じた変革の旅をリードするという野望の一環として、ボルボ CE は、この重要かつ成長を続ける製品セグメントの成長と収益性を推進することを目的として、コンパクト機械の機械およびソリューションの範囲に特化したビジネスユニットを設立しました。

　人口の増加と都市化により、世界中で建設部門が拡大しており、特にコンパクト機械に対する需要が大幅に増加しています。このセグメントは現在、市場全体の 50% を占めていますが、10 年前は 35% であり、成長傾向は今後も続くと考えられます。

　この新しいグローバルビジネスユニットは、業界の変革をリードし、顧客の進化するニーズに合わせて構築された生産性向上専用のソリューションを提供するという同社の野望の最新の一歩です。 ボルボCE の技術責任者である Thomas Bitter （トーマス・ビター）は、2023 年 9 月からコンパクト ビジネスユニットの責任者に就任します。

　彼は次のようにコメントしています。

　「電動化とデジタル化における当社の先駆的な取り組みにより、当社はコンパクト機械のイノベーターとしての地位を確立しました。そして現在、市場に対する小型機械の影響力がますます増大しているため、当社は顧客に生産的で持続可能な製品とサービスを提供するために、小型機械のポートフォリオに注力しています。この旅に参加する人々は、この重要な分野で専門的なスキルを開発するだけでなく、私たちが住みたい世界を構築するという私たちの幅広い目的において重要な役割を果たしてくれるでしょう。」

　新しいコンパクト ビジネス ユニットは、現在ボルボ CE 社内にいる献身的で情熱的な人材と外部の人材で構成されます。

　ボルボ CE は、2019 年に自社ブランドのコンパクトシリーズ全体を電動車に移行し、新しいディーゼル モデルの開発を中止するという業界初の措置を講じ、業界に先駆けて早くからその道を切り開いてきました。この強力なシグナルを市場に発信して以来、同社は 5 台の電動車を発売しました。コンパクトモデル：ECR25 Electric、ECR18 Electric、EC18 Electric ショベル、L20 Electric および L25 Electric ホイールローダ。 EC55 電気ショベルも中国に導入されました。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。