エピロック、スウェーデンのボリデンからバッテリーとオートメーションソリューションを含む大規模な鉱山機械を受注

　Epiroc（エピロック） ：2023年5月31日

　スウェーデン、ストックホルム：鉱業およびインフラ産業の主要な生産性と持続可能性のパートナーであるEpirocは、スウェーデンの3つの地下鉱山で使用するために、Boliden（ボリデン）からバッテリー電気車両やオートメーションソリューションを含む鉱山機械の大規模な注文を獲得しました。新しい注文は、昨年のボリデンの同様の機械の大量注文に続くものです。

　ヨーロッパ最大の鉱山会社の1つであるボリデンは、いくつかのバッテリー電気バージョンを含むさまざまな鉱山トラック、ローダー、ドリルリグを注文しました。この機械は、スウェーデン北部のRävliden鉱山とRenström鉱山(ボリデンが亜鉛、銅、鉛、金、銀を生産する)と、とりわけ太陽電池生産に使用される鉱物である金とテルルを抽出するカンクベルク鉱山で稼働します。

　注文は約MSEK 130（約16.9億円、13円換算）と評価され、2023年第2四半期に予約されました。

　「ボリデンは、低炭素フットプリントの金属を生産するなど、鉱業事業における安全性、生産性、持続可能性の最適化に焦点を当てており、彼らが適切なソリューションを提供するために再び私たちに目を向けていることを嬉しく思います」と、Epirocの社長兼CEOであるHelena Hedblom （ヘレナ・ヘドブロム）は述べています。

　Epirocの地下部門の社長であるSami Niiranen （サミ・ニイラネン）は次のように付け加えます。
　「ボリデンとのパートナーシップに感謝します。私たちは、当社のソリューション、少なくとも運転中にゼロエミッションを生成するバッテリー電気機械、騒音、熱、振動の少ないオペレーターの作業環境の改善、換気のためのより少ないコストとエネルギー、およびより高い生産性に強い関心を非常に嬉しく思います。当社のバッテリーソリューションには、市場をリードする安全基準もあります。」

　機械の注文には、他の機械の中でも、Minetruck MT42 SG運送業者、Scooptram ST18 SGローダー、Boomer E20 SGフェイスドリルリグ、Boletec E10 SG岩補強ドリルリグが含まれます。エピロックの最先端の自動化システムとアプリケーションであるディープオートメーションは、ボリデンのマテリアルハンドリングプロセスを自動化するために使用されます。ディープオートメーションは、柔軟な安全地帯、生産割り当て、自律交通をリアルタイムで制御し、安全性、一貫性、生産性を向上させます。

■ Epiroc（エピロック）について
　エピロックは、鉱業およびインフラの顧客のためのグローバルな生産性パートナーであり、持続可能な社会への変革を加速しています。画期的な技術により、エピロックは、ドリルリグ、岩石掘削、建設機械、地表および地下アプリケーション用のツールなどの革新的で安全な機器を開発し、提供します。同社はまた、世界クラスのサービスやその他のアフターマーケットサポート、自動化、デジタル化、電化のためのソリューションも提供しています。エピロックはスウェーデンのストックホルムに拠点を置き、2022年に500億スウェーデンクローナの収益を上げ、約150カ国の顧客をサポートし、協力する約18,000人の情熱的な従業員を擁しています。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。