トプコン、令和5年度全国発明表彰で杭ナビが「WIPO賞」を受賞

DX(デジタルトランスフォーメーション)を促進し、建設工事の生産性や品質の向上に貢献

 ㈱トプコンは5月30日、公益社団法人発明協会主催による「令和5年度全国発明表彰」において「WIPO賞」及び「発明実施功績賞」を受賞したと発表した。

 今回受賞したLayout Navigator LN-100(愛称:杭ナビ 以下、LN-100)は、建設工事に欠かせない計測作業を効率化・省人化することで、世界中の建設現場のDXを促進。建設工事の生産性や品質の向上に貢献している。

 全国発明表彰は、日本の科学技術向上と産業の発展に寄与することを目的に1919年(大正8年)から続くもので、わが国の科学技術の向上と発展に寄与した優れた発明の完成者、実施者及び発明奨励に関する功労者を表彰する制度。同表彰に、国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)が後援に加わったことから、「WIPO賞」が本年度新設された。トプコンは、WIPO賞受賞第1号となる。

 なお、トプコンが全国発明表彰において特別賞を受賞するのは、2008年の「日本商工会議所会頭発明賞」以来2度目となる。

 表彰式は6月12日(月)に行われる。

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