タクマ 、リージョナルパワー向け 10MW級バイオマス発電プラントの建設工事を受注

 ㈱タクマは5月30日、リージョナルパワー(広島県呉市)より、10MW級バイオマス発電プラントの建設工事を受注したと発表した。

■事業の概要
 リージョナルパワーは、大手総合木材企業の中国木材(広島県呉市)が設立したバイオマス発電事業会社。同事業では、中国木材の能代工場内(秋田県能代市、2024年稼働予定)において10MW級バイオマス発電プラントを建設し、製材の過程で発生する樹皮やオガを燃料とする発電事業を行う。

 タクマは、これまでに中国木材向けのバイオマスプラントを数多く納入しており、既納プラントの安定的な稼働実績と多様な燃料に対応可能なタクマのプラントが高く評価され、採用に至った。中国木材向けのバイオマスプラントの受注は本件で14基目となる。

■タクマの取り組みについて
 タクマは、これまでに国内外合わせて630基以上の豊富なバイオマスプラントの納入実績と、安定稼働を実現する技術力を有している。今後も、多種多様なバイオマス燃料に対応した高効率なエネルギー回収のできるプラントの提供を通じて、再生可能エネルギーの普及と温室効果ガスの排出削減に取り組み、ESG課題(※)でも掲げる気候変動対策への貢献、資源・環境保全を図り、持続可能な社会の形成を目指していく。

(※1) タクマのESGへの取り組みについて
https://www.takuma.co.jp/esg/

<契約概要>
契約先/納入先:リージョナルパワー株式会社
建設場所:秋田県能代市扇田字扇淵8-1 中国木材能代工場内
設備概要:バイオマス発電プラント(発電出力:9,990kW)
用途:発電事業
使用燃料:樹皮(バーク)、オガ等
完成予定:2026年8月末

 ニュースリリース