ロシアの建設機械、23年1~3月は39.3%減の2,558台

 欧州ビジネス協会(Association of European Businesses:同AEB、所在地:モスクワ)の建設機械委員会(The Construction Equipment Committee:CEC)は5月16日、2023年第1四半期(1~3月)の建設機械販売実績をまとめた。

 それによると1~3月の建設機械新車販売台数は、前年同期比39.8%減の2,558台(前年同期:4,214台)となった。うち主力機種のクローラ式油圧ショベルは前年同期比13,6%減の1,280台(同1,481台)、ホイール式油圧ショベルは同21,3%%増の245台(同202台)、バックホーローダーは同76,6%減の241台(同1032台)、ホイールローダは24,7%減の225台(同299台)となった。

 なお、現在、すべての市場参加者が AEB 統計データ交換に参加しているわけではないという事実により、提供されたデータは不完全な建設機械市場を反映している。

 ロシアの建設機械データ2023年第1四半期データ

 建設機械委員会は、データ交換プログラムに新規参加者、特に中国を誘致するために取り組んでいる。

 建設機械委員会 (CEC) は、2008 年 2 月に欧州企業協会 (AEB) によって設立された。現在、CEC はロシア市場の道路建設会社および特殊機械会社の 80% の利益を代表している。

 ロシアの建設機械販売2023年第1四半期と通期データ