ヤンマー建機、作業効率性と安全性を大幅に向上させた 「ViO80-7」「SV100-7」を発売

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマー建機(福岡県筑後市、以下YCE)は5月17日、作業効率性と安全性を大幅に向上させた油圧ショベル「ViO80-7」と「SV100-7」を6月14日(水)に発売すると発表した。価格(税込)は、13,131,000円で、販売目標は、年間320台。

 本機は、都市型油圧ショベルの人気シリーズ8tクラス「ViO80-1B」と10tクラス「SV100-2A」のモデルチェンジ機。「ViO80-7」は、ヤンマーTNVエンジンの高出力化により、掘削スピードの従来機比15%向上を実現した。

 「SV100-7」は、8tクラスの油圧ショベルに搭載していた2つの油圧ポンプを独立して制御する油圧システム「ViPPS2i」を採用し、燃料1Lあたりの作業量が従来機比15%向上した。作業効率および燃費性能の向上により、両機は国土交通省が認定する燃費達成建設機械認定制度の2020年燃費基準において、最高評価である三ツ星認定の数値を達成している。

 また作業の安全性を高めるため、油圧ショベルでは構造上死角となる右側方と後方にカメラを標準搭載した。加えて、ガラス面積を大きくした解放感あふれるキャビンのデザインにより、作業機周辺の死角が最小限になり、オペレーターの操作性も向上している。

 ヤンマーグループでは、持続可能な社会の実現に向け「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進している。今後もYCEは建設作業の効率化、燃費性能の向上により、顧客の課題解決に貢献していく。

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