イタリアの建設機械市場、第1四半期は5%増の5.313台

 Unacea (イタリア建設機械協会):2023 年 5 月 12 日

 2023 年の最初の 3 か月(1〜3月)で、5,313 台の建設機械がイタリア市場に投入され、2022 年の同時期と比較すると 5% 増加しました。詳細には、2023 年 1 月から 3 月までに 5,186 台の土木機械 (+7%) と 127 台の道路機械 (-31%) が販売されました。

 製造会社と輸入会社の販売台数に基づく市場統計は、Veronafiere (ヴェローナフィエーレ)で5月7日まで開催されるSamoter (サモーター)の機会にUnaceaによって発表されました。

 前回の Unacea-Cer 外国貿易報告書によると、2022 年の輸出額は 30 億ユーロに達し、2021 年と比較して 9% 増加しました。また、輸入額も好調で、輸入額も 30% 増加の20億ユーロとなりました。貿易収支は9億9,000万ユーロ以上の黒字を維持しており、前年比では18%減少しています。

 Unacea の会長、Michele Vitulano(ミケーレ・ヴィトゥラノ)氏は次のように述べています。

 「イタリアの建設機械市場は、2023 年の第 1 四半期も成長を続け、最初の疲労の兆候も見られます。Unacea と Cer が予測しているように、道路機械市場の減少と土木機械の販売の伸びの鈍化により、イタリア市場はより全体的に安定化すると予想されます。イタリアでは車両の更新が引き続き優先事項であり、最先端技術を選択する企業を支援するための政府の取り組みがすぐに再開されることを期待しています。実際、市場で入手可能な最新のテクノロジーにより、企業は効率性の向上を達成できるだけでなく、環境の持続可能性、およびオペレーターと製品の安全性の両方に貢献することができます。」

 この前向きな市場背景の中で、イタリアの建設機械見本市である第 31 回サモーターがステージに上がります。このエディションでは、環境の持続可能性と未来の建設現場に焦点が当てられています。デジタル化、スマートマシン、代替燃料、革新的なアプローチは、建設業界のイノベーションに特化したエリアであるサモーターラボのテーマの一部にすぎません。 Unacea はホール 12 (G5) のラウンジエリアに参加します。

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 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。.

 なお、イタリアの建設機械データは、イタリア語のページにあります。

 ちなみに2022年は、前年比18%増の25,923台です。

 イタリアの建設機械2023年第1四半期データ

 イタリアの建設機械2022年データ