日本ロボット工業会、2023年 1 ~3月期 【会員ベース】ロボット統計受注・⽣産・出荷実績を発表

 日本ロボット工業会がまとめた2023年 1 ~3月期 【会員ベース】ロボット統計受注・⽣産・出荷実績によると、受注額は対前年同期比 18.9%の減少、生産額は同 0.3%の増加となった。受注額では実装機を中心に大きく減少した。

 出荷実績をみると、国内向けは自動車製造業向け中心に依然として 勢いは弱いものの、電気機械製造業向けや 半導体用などの好調さが継続した。輸出は実装用で引き続き減少がみられ、溶接用も減少に転じたもののトータルでは横ばいとなった。

 新型コロナウイルス感染症や地政学的緊張などの各種リスクの下にあっても広がりをみせていた自動化需要は、全体としては継続しているものの、一部業種・用途での急速な需要減少や世界経済の先行き不透明感が、今後の見通しに影響を及ぼすことが懸念される。

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