コマツ、カザフスタン共和国に子会社設立

 コマツは4月28日、中央アジア地域おける建設・鉱山機械の販売及びサービス活動の強化を 目的として、カザフスタン共和国に100%子会社である Komatsu Central Asia LLP(以下、新会社)を 設立することを決定したと発表した。新会社は、2023 年 8 月の事業開始を予定している。

 天然資源が豊富である中央アジア地域では、世界的な資源需要の増加や、都市化の進展に伴うインフラ整 備向けに建設・鉱山機械の需要が見込まれている。コマツはこれまでも同地域の販売代理店を通じ、建設・ 鉱山機械の販売及びサービス活動を行ってきた。一方、ウクライナ情勢に起因するサプライチェーンや金融・ 経済混乱のため、当該地域の顧客のニーズや課題を把握することが困難な状況となっている。そのため、 新会社は中央アジア地域での販売・サービス機能を有し、現地(*1)販売代理店を管轄することで同課題に 取り組む。

 中央アジア地域の顧客のニーズにこたえる新体制の構築により、新たな価値を創造し、同地域での一層 の販売・収益拡大を目指す。

<設立会社の概要(予定)>
社名:Komatsu Central Asia LLP
所在地:カザフスタン共和国アスタナ市
主な事業の内容:建設・鉱山機械及び補給部品の販売並びにサービス活動
出資比率:コマツ 100%

*1 カザフスタン共和国、ウズベキスタン共和国、タジキスタン共和国、キルギス共和国、トルクメニスタン、アル メニア共和国

 ニュースリリース