㈱豊田自動織機が4月27日発表した2023年3月期(2022年度)連結業績によると、産業車両は、市場は欧州などで低迷し、世界全体で縮小したなか、主力のフォークリフトトラックが主に北米で増加したことにより、売上高は前年度を4,944億円(28%)上回る2兆2,838億円、営業利益は前年度を82億円(7%)上回る1,218億円となった。
販売台数は前年度比2.4%増の317,000台(前年度:82,000台)となった。内訳は、日本が49,000台(47,000台)、北米98,000台(76,000台)、欧州99,000(92,000台)、その他71,000台(67,000台)。
2024年3月期(2023年度)の予想は、前年度比3.9%増の329,000台(前年度:317,000台)。内訳は、日本34,000台(49,000台)、北米125,000台(98,000台)、欧州104,000台(99,000台)、その他66,000台(71,000台)。
全社の2023年度通期連結業績予想については、連結売上高3兆5,000億円(前年度比3.6%増)、営業利益 1,800億円(同5.9%増)、税引前利益2,650億円(同0.8%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益 1.950億円(同1.1%増)とした。産業車両セグメントの売上高は、2兆3,300億円(同2.0%増)としている。
なお、為替レートについては、1USドル130円、1ユーロ135円を前提としている。
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