・2023年度は海外含め30台の販売見込む
古河機械金属グループの中核事業会社で、ロックドリル部門を担う古河ロックドリル(東京都千代田区)は4月24日、大型油圧クローラドリル「HCR L110-E5」を、国内で販売を強化するともに、2021年度上期から先行販売している欧米地域においても拡販に努めていくと発表した。2023年度は、海外含め30台の販売を見込んでいる。
同社は、油圧クローラドリルにおいて、国内約65%のシェア(同社調べ)を有しており、その主力製品として「HCRシリーズ」をラインナップしている。
大型油圧クローラドリル「HCR L110-E5」は、「HCR1800-EDⅡ」の後継機種で、更なる環境負荷低減のため、排出ガス5次規制(オフロード法2014年基準 / EPA Tier 4 Final / EU Stage Ⅴに対応に適合したクリーンエンジンを採用した。
また、大径ロッドT60クラス対応の高出力型油圧ドリフタHD836の搭載により、「HCRシリーズ」最大となるせん孔径Φ152mmを実現。より大きなビットとロッドを搭載することにより大孔径、高い直進性、スピーディーなせん孔を可能にした。
更に、最先端の低燃費化技術「スーパーエコノミーモードPLUSにより、せん孔作業時のエンジン回転速度を岩質に応じて選択することができ、せん孔性能を維持しながら燃料消費量を低減した。
詳細は、ニュースリリース
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