東洋エンジニアリングのインド現地法人であるToyo Engineering India Private Limited (Toyo-India ) は、4月20日、インドのExxonMobil Lubringants Private Limited (EMLPL) が同国南西マハラシュトラ州イザムで計画する潤滑油製造プラントの新設工事を受注したと発表した。Toyo-Indiaは設計、調達、建設、試運転までのEPC業務を一括請負で実施する。
EMLPLは、米国の大手エネルギー会社Exxon Mobil Corporation (EM) の100%子会社であり、モービルブランドとして自動車・産業用エンジンオイル、グリース、潤滑油を幅広く販売している。
同プロジェクトはEMLPLがインドで初めて行う新設案件であり、自動車・産業用潤滑油の国内需要の増加に対応するため、高性能なモービルブランドの潤滑油を製造することを予定している。操業後は、原材料や包装材の大部分をインド国内から調達し、インド政府が掲げる「Make in India」イニシアティブに貢献する。
多くの人口と巨大な中間層を抱え、今後も成長し続けるインドにおいて、TOYOは同国のエネルギー需要に応え、経済発展に貢献していく。
<受注概要>
客先:ExxonMobil Private Limited (EMLPL)
受注者:Toyo Engineering India Private Limited (Toyo-India)
建設地:インド マハラシュトラ州イザム
対象設備:潤滑油製造プラント (159,000kL/年)
役務内容:設計、調達、建設、試運転までの一括請負
完成予定:2025年第2四半期
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