加藤製作所、将来的に貢献する建設クレーンの技術開発を加速

・ラフテレーンクレーンの遠隔操作技術に関する実証試験を実施

 ㈱加藤製作所(以下、KATO)は4月19日、ラフテレーンクレーン(以下、ラフター)やオールテレーンクレーンでの遠隔操作技術の中⻑期的な開発・研究を進め、建設業界における⼈材不⾜に対する⾃動運転による省⼈化・効率化および生産性の向上を図り将来的に貢献する技術開発を加速すると発表した。2022 年11 ⽉に㈱ソリトンシステムズおよび協⽴電⼦⼯業と協同してラフターでのクレーン遠隔操作システムの実証試験を⾏った。 

   加藤製作所茨城⼯場でクレーン操作部を建物内に設置、機体を屋外に設置してクレーンを操作し、品質(操作フィーリング、作業性、安全性等)の検証を⾏った。機体搭乗による現⾏機のクレーン操作フィーリングのレベルには達していないものの、技術的問題解決、遠隔操作のルール作り等といった改善により遠隔操作の実用化が可能であることが分かり、クレーン遠隔操作の実用化に向け大きく前進することができた。

 加藤製作所は優秀な製品による社会への貢献を経営理念とし、技術⾰新を推進している。今後も、先進技術搭載、SDGs、カーボンニュートラルに対応した製品の市場投入を視野に入れ、事業を通じて社会に貢献していく。

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