世界の建設機械販売、2022年は過去最高の2021年から7%の減少･････英調査会社

・中国除く世界の販売は7%増加

　Off-Highway Research （オフハイウェイリサーチ）：2023年3月28日

　世界の建設機械販売は、2021 年に確立された過去最高から昨年 7% 減少しました。この落ち込みは、完全に中国での需要の崩壊によるものでした。中国を除く世界の販売は、2022 年に 7%増加しました。

　Off-Highway Researchの予測では、2023年の世界販売は7%減少します。これは、中国市場の弱さにより、1年前に予想されていたよりもやや急激な景気後退です。中国を方程式から外すと、世界の残りの国々は全体的に5%の景気後退しか見られないでしょう。

　Off-Highway Researchは、2022-2025年の景気後退をソフトランディングとして分類するでしょう。機械販売は前年比1桁の減少のみが予想され、予測期間を通じて販売された機械の量は年間100万台を超えるはずです。現在のアップスイングの前に、そのようなボリュームは以前に2回しか達成されませんでした。

　この予測は、インフラ投資が強力であり、金利は上昇しているが、崖を乗り越えるのではなく、住宅建設を遅らせるだけだという前提に基づいています。

　しかし、予測にはリスクがあり、ほぼ完全にマイナス面にあります。インフレは2022年を通して深刻な問題であり、改善はありましたが、2023年初頭には高すぎました。それに加えて、ウクライナの戦争は、世界的にインフレ圧力を高め続けているため、金利に上昇圧力をかけています。

　ニュースリリース
　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。