IHIなど、航空機推進系大出力電動モータの試作機の開発に成功

 IHIは3月31日、秋田県立大学(学長:小林淳一氏)と秋田大学(学長:山本文雄氏)および秋田県内地域企業等と共同で、出力250kWの航空機推進系大出力電動モータの試作機の開発に成功したと発表した。

 今回開発した電動モータは、航空機エンジンと連携した電動ハイブリッド推進システムとして開発に取り組んでいるもの。出力250kW級は、乗用車用の排気量3リッターターボエンジンに匹敵する大出力モータで、永久磁石と鉄心で構成される心臓部を,容積約3リッターに収めたコンパクト設計で、航空機エンジンに搭載するために重要な軽量化も実現している。

 IHIでは、同モータを1MW以上まで増強することで,200人乗りの中型旅客機に電動ハイブリッド推進システムとして搭載されることを想定している。

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