昭和産業、ベトナムに製造子会社、2025 年春頃操業開始予定

 昭和産業は3月 27 日、同日開催の取締役会において、ベトナムに子会社を設立することを決議したと発表した。新会社における新工場の建設等の詳細スケジュールは未定だが、操業開始は2025 年春頃となる予定。

 昭和産業グループは、「人々の健康で豊かな食生活に貢献する」というグループ経営理念のもとに、日本、中国、台湾、ベトナムにおいて製粉、鶏卵、プレミックスの3つの事業を展開している。

 Showa Sangyo International Vietnam Co., Ltd.は、日本やASEAN向けのプレミックスおよ び調製糖事業の生産拠点として設立する。日本での天ぷら粉やホットケーキミックスな どの知見を活かし、グループ内協力体制のもと事業領域の拡大を図る。昭和産業グループは、 2023 年4月開始の「中期経営計画 23-25」において、海外事業の拡大を追求し、利益の最大化と 事業の安定化をミッションに掲げております。当該子会社を ASEAN における事業領域拡大の基点とし、グローバルなニーズへの対応を図るとともにバリューチェーン強化による昭和産業グルー プ事業の高付加価値化を目指す。

<設立する子会社の概要 >
名称:Showa Sangyo International Vietnam Co., Ltd.(仮称)
所在地:ベトナム社会主義共和国 バリアブンタウ省 フーミー地区 フーミー3特別工業団地
代表者の役職・氏名:八木 隆(昭和産業顧問)
事業内容:プレミックスおよび調製糖の製造販売
資本金:21,000 千米ドル
設立年月日:2023 年7月(予定)
大株主および持株比率:昭和産業 100%
決算期:12月

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