日本製鉄と日鉄エンジニアリング、会社分割(簡易吸収分割)基本合意書の締結について発表

 日本製鉄と日本製鉄の完全子会社である日鉄エンジニアリングは、3月29日、日鉄エンジニアリングの製鉄プラント事業の一部を会社分割の方法により日本製鉄に承継させることに関し、両社の間で基本合意書を締結することを、日本製鉄においては取締役会からの委任に基づく取締役の決定により、日鉄エンジニアリングにおいては取締役会決議により、それぞれ本日決定したと発表した。実施予定日は2023年10月1日予定。

 日鉄エンジニアリングは、製鉄プラント事業において、50年以上にわたり培ってきた豊富な知識と技術・実績を活かし、高品質かつ環境・省エネに配慮した製鉄プラント設備を国内外に提供している。今回の会社分割は、日本製鉄におけるカーボンニュートラル対応や高付加価値品製造等のための革新プロセス技術の開発・実機導入等を一層推進するために、日本製鉄グループ内の経営資源の最適配置を通じた設備エンジニアリング体制強化を目的として、日鉄エンジニアリングの製鉄プラントセクターが実施している事業(プラントビジネス部が行うコークス乾式消火設備に関する事業等を除く)を、日本製鉄が承継するもの。

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