わらべや日洋ホールディングス、米国中西部エリアへの事業進出

 わらべや日洋ホールディングスは3月28日、連結子会社 WARABEYA TEXAS,INC.による米国中西部 エリアへの事業進出を決定したと発表した。

 同社は、外部環境の変化に対応し、持続的な成長を実現していくため、各種施策に取り組んでいる。主力事業である国内食品関連事業においては、生産体制の再構築を含む各種施策による収益性の一層の改善や、新規の商品カテゴリーへの挑戦等による事業 の成長を図っている。一方、成長分野と位置付ける海外食品関連事業においては、米国 ではハワイ州(WARABEYA U.S.A., INC.)、テキサス州(WARABEYA TEXAS)でセブン-イレ ブン向け事業を展開している。また、2023年8月にはバージニア州(WARABEYA TEXAS)で新工場の稼働を予定するなど、海外事業の成長に向けた各種の取り組みを実施している。

 今回、上記取り組みの一環として WARABEYA TEXAS が、米国本土においてセブン-イ レブン事業を行っている 7-Eleven,Inc.による中西部エリアでのフレッシュフード強化の事業パートナーに選出された。これを受け、オハイオ州周辺に工場を新設し、現地のセブン-イレブンおよび Speedway 店舗に向けた商品の供給を行うことを決定した。

 なお、WARABEYA TEXASは2023年4月1日付で「WARABEYA NORTH AMERICA, INC.」へ商号変 更する。

<新工場の概要>(予定)
所在地:オハイオ州周辺エリア
延床面積:140,000sqf (約 13,000m2)
投資総額:約 81.5 百万ドル(約 110 億円)(土地、建物は賃借の予定)
仕様:鉄骨造1階建
主要設備:生産設備(調理、トッピング用機器、冷蔵・冷凍設備他)およ び冷却、電気、排水処理設備
納品エリア:オハイオ州を中心とする米国中西部エリア
想定納品店舗数:約 2,500 店舗(うち、Speedway 約 1,000 店舗)
資金計画:自己資金および借入金
稼働時期:2024 年 12 月
製造品目:調理パン、軽食 等

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