神戸市は3月16日、トーカロ(神戸市中央区 )が神戸テクノ・ロジスティックパーク(神戸複合産業団地)に新たな製造工場を建設することを決定したと発表した。
新工場は、神戸電鉄木津駅に近く、地区内の企業や従業員に向けたサービス機能等を提供する複合機能用地に位置しており、同敷地内でイートインスペースを併設した飲食等の販売が予定されている。
トーカロは、金属や非金属などの加工対象物の表面に新しい性質や機能を与える溶射技術を核とした表面処理加工の業界トップ企業で、その技術は、製造設備や装置部品の耐久性等の機能向上を目的として、半導体や航空宇宙から農業、先端医療分野に至るまで、幅広いフィールドで不可欠なものとなっている。
同社は、同団地内に進出している神戸工場に近接していることに加えて、インターチェンジや木津駅に近く交通の便が良いところなどを評価、半導体関連の事業拡大のため、新たな製造工場の建設が決定した。
<トーカロ株式会社の概要>
本社所在地:神戸市中央区港島南町6丁目4番4号
代表者:代表取締役社長執行役員 三船 法行
設立:1951年7月
資本金:26億5,882万3千円
事業内容:表面処理加工
従 業員数:725名(2022年3月末現在)
ホームページアドレス https://www.tocalo.co.jp/
<新施設の概要>
所在地:神戸市西区見津が丘1丁目16番5
敷地面積:3,050.42㎡
用途:製造工場、飲食等の販売(イートインスペースを併設)
契約内容:土地売買契約
契約日:2023年3月15日
操業開始:2024年11月(予定)