鍛圧機械、23年2月の受注は7.1%減の252.2億円、3カ月連続マイナス

 日本鍛圧機械工業会は 3月8日、2023年2月度の鍛圧機械受注実績を発表した。受注総合計は252.2億円と、前年同月比で7.1%減と3カ月連続マイナスとなった。プレス系が28.6%減で、板金系は22.1%増となり、サービス系は5.0%の減であった。プレス系が国内・輸出ともにマイナスとなり、板金系はプラスとなった。長納期化・原材料高そしてウクライナ問題の長期化により、世界経済が混沌としている。

 機種別によると、プレス系機械が84.3億円で28.6%減となった。小型プレス61.3%減、中型プレス33.5%減、油圧プレス23.8%減、フォーミングも11.4%減であり、大型・超大型・自動化装置のみプラス であった。板金系機械は99.3億円で22.1%増であり、レーザプラズマ37.0%増、パンチング8.9%増、プレスブレーキも23.0%増となった。

 国内は111.6億円、前年同月比6.6%の増で、鉄鋼38.5%増、自動車13.9%増、電気も72.3%増であったが、金属0.3%減、一般機械24.9%減となった。

 輸出は72.1億円、前年同月比24.0%減であった。北米向け2.7%微増、韓国・台湾向け 47.2%増、欧州向け 75.6%増、東南アジア向向け 5.2倍となったが、中国向けが76.0%の減となった。

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