愛知電機、約90億円投じて子会社でパッケージ基板用コアの生産設備能力を増強

 愛知電機(愛知県春日井市)は3月1日、連結子会社である㈱愛工機器製作所(愛知県春日井市)において、パッケージ基板用コアの生産設備能力を増強すると発表した。

 愛知電機の連結子会社である愛工機器は、プリント配線板の製造販売を行っている。愛工機器は、春日井工場(愛知県春日井市)でパッケージ基板用コアの生産能力増強を目的に設備投資(第 2 期増強計画)を 2022 年 12 月に完了した。また、京セラの 旧新潟新発田工場の建屋を 2023 年 3 月に取得し、新たな生産拠点としてパッケージ基板用コ アの製造ライン設置(第3期増強計画)の準備を進めている。

 今回の生産設備増強(第4期増強計画)は、この新たな生産拠点に追加の設備投資を行い、より一層の生産能力増強を図 るもの。

 パッケージ基板用コアは、5G 通信や AI、IoT の普及加速を背景に中長期的に需要拡大が見 込まれている。愛知電機グループとしてはこの需要拡大に対応することで、パッケージ 基板用コア事業の更なる成長を目指していく。

<設備投資目的 投資の概要>(予定)
設備内容:パッケージ基板用コアの生産設備
投資額:90億円(2025~2026 年度)。
設置場所:愛工機器新発田工場
稼働時期:2025 年 7 月から順次稼働開始の予定。

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