Sandvik AB（サンドビック）：2023年2月15日
Sandvik は、ノルウェー北部の Storforshei （ストールフォシュヘイ）にある Rana Gruber （ラナ・グルーバー）の鉄鉱石採掘事業で使用する 19 台のバッテリー電気車両(BEV) のフリートを受注しました。受注額は約3億 7,000 万 SEK （約48億円、約12.9円換算）で、トラック、ローダー、ドリル、オンサイトサービス サポート、バッテリーが含まれます。合計金額の約 85% は 2023 年の第 1 四半期に予約され、残りの部分は 2022 年 12 月に予約されました。配送は 2023 年の第 1 四半期に開始され、2024 年まで続く予定です。
BEV フリートは、2025 年末までに世界初のカーボンフリーの鉄鉱石鉱山を運営するという Rana Gruber の野心的な目標をサポートします。Sandvik の生産性の高い BEV ソリューションは、CO2 排出量の削減を可能にするだけでなく、作業環境にも実証済みの実質的な利点を提供し、 排気ガスを排出し、熱と騒音公害を減らします。
Sandvik の CEO 兼社長である Stefan Widing （ステファン・ヴィディング）は次のように述べています。
「私たちのバッテリー電気製品に対する顧客の関心が非常に高いこと、特にSandvikの高性能機械とサービスの証である大量注文やリピート注文が増加していることを非常にうれしく思います。当社が提供するバッテリーと電気のソリューションは、Sandvikにとって戦略的な重点分野であり、将来の持続可能な鉱山を形成する上で不可欠な原動力です。 Rana Gruber の脱炭素戦略の実現を支援できることを非常に楽しみにしています。」
Rana Gruber は、ノルウェーの Dunderland Valley （ダンダーランド バレー）にある 5 つの鉱床から、年間約 180 万トンの鉄鉱石精鉱を生産しています。その資源ベースには、4 億 4,000 万トン以上の鉄鉱石が含まれています。
Sandvik Mining and Rock Solutions の社長、Mats Eriksson （マッツ・エリクソン）は次のように述べています。
「Rana Gruber は、ヨーロッパにおける鉱業の電化シフトのパイオニアであり、Sandvik の長年のパートナーです。コラボレーションをさらに強化し、バッテリーから電気への移行をサポートできることを非常に楽しみにしています。」
ニュースリリース
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。