ウルトラファブリックス・ ホールディングス(第一化成)、群馬県千代田町に新工場建設、約52億円投資

 ウルトラファブリックス・ ホールディングス(東京都八王子市)は2月14日、同日開催の取締役会において、連結子会社である第一化成(同)が新工場の建設を進めることを決議しと発表した。

 同社製品の必要とされるフィールドは順調な拡大を続けている。今回の取得は、行田工場(埼玉県行田市)の経年劣化による老朽化に安全面から対応すると共に、生産能力の拡充、研究開発力の強化、今後の事業拡大に対応するため、新工場を建設するもの。

 敷地面積は行田工場の約2倍とし、検査・梱包作業、研究開発室、事務所などの規模も拡大して新製造方法・新製品・新素材の開発が加速できるものとする。また、高品質で多種多様な製品を効率的に生産するため、各種設備は 行田工場をベースにアップグレードしたものを採用する。

 工場用地は群馬県邑楽郡千代田町 内に所有する土地を活用し、稼働は2025年1月を予定している。

 なお、取得に関しては、既存の設備よりもCO2排出量を削減できる設計とし、排水を再利用する設備や、太陽光、水素、地下水等を活用できる設備を導入してサステナブルプラント化を推進する。

<新工場計画の内容>
名称:千代田工場
所在地:群馬県邑楽郡千代田町大字下中森字駒ケ淵517番7
投資の内容:鉄骨造2階建て、機械装置等設備
敷地面積:17,471.51m²
延床面積:8,847.10m²
投資総額:約52億円(予定)
取得の相手先の概要 :相手先は、国内一般事業法人。概要については、相手先との取り決 めにより非公表。
取得資金:金融機関からの借り入れ及び自己資金を予定。

<取得の日程>
取締役会決議日:2023年2月14日
建物工事請負契約締結:2023年2月28日(予定)
建物工事着工:2023年3月27日(予定)
建物工事完成・引渡し:2024年4月(予定)
稼働開始:2025年1月(予定)

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