・国内初!アスファルトプラントに「ユニット工法」
・「吸音・断熱効果のある外装材」を採用
・約15日間の工期短縮による “安定供給”と地域との共生に向けた“環境性能向上”を実現 作業員の安全性も追求、プラント内部に移動する装置を減らすことで事故リスクを低減。
アスファルトプラントの製造販売を⼿掛ける⽇⼯(兵庫県明⽯市)、は1月24日、再生アスファルト合材の製造に特化したプラント「Value Pack」シリーズ(以下、VPシリーズ)から作業者の安全性と環境性能に特化した新機種「VPⅣ-Clover」を開発、2023年春に1号機の納入が決定したと発表した。
同社は道路舗装に欠かせないアスファルト合材を製造する設備であるアスファルトプラント(以下、AP)を1958年より製造している。
作業員がAP内部で作業する際は、ブレーカー等のメインスイッチを切り、機械を停止した状態で行うが、日本アスファルト合材協会労働安全環境委員会の「アスファルト合材工場 労働災害発生状況調査結果(2021年)」によると、アスファルト合材工場全体で1985年~2021年に休業4日以上の労働災害が500件発生しており、その内48%が機械へのはさまれ・巻き込まれによるもの。
メーカーとしてこういった事故を防ぎ、作業員がより安全安心にAP内部で作業できるよう、AP内部にトロリやベルトコンベヤなどの移動する機械をなくすとともに、従来機種よりフロア面積を平均70%以上拡張するなど、大幅な設計見直しにより安全性向上に努めた。
また、今回開発した「VPⅣ-Clover」では“ユーザーと都市に幸せを届ける“をコンセプトに国内で初めてAPにユニット工法を採用し、工期短縮によるアスファルト合材の安定供給を実現した。さらに、吸音・断熱効果のある外装材も国内で初めてAPに採用したことで、近隣住民への騒音被害を抑制すると同時に、加熱した材料が冷めにくい、省エネルギー仕様に改良、環境性能も格段に向上させることができた。
詳細は、ニュースリリース
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