カヤバ(KYB)、中型乗用車向け CVT 用ベーンポンプを開発

・製品重量-30%の軽量化、駆動トルク-10%により静音化

 カヤバ(KYB)は1月25日、ジヤトコの中型乗用車向けCVT (無段階変速機)向けにベーンポンプを開発し、 量産化したと発表した。

 ジヤトコが掲げた、“環境性能、運動性能の飛躍的に進化”という CVT コンセプトに応え、同製品は従来品に対し小型軽量・低フリクション化・静粛性向上を大幅に達成した。

 また、日本をはじめ、中国、メキシコで生産を行い、市場ニーズに合わせたグローバル供給体制を 構築した。

 小型軽量化については、構成部品を見直し、一部部品の材質を鋳鉄製からアルミ製への変更や、 部品点数削減などを行い製品重量-30%を実現した。ポンプの仕事量の最適化、作動油の吸い 込み性向上などにより駆動トルクの 10%低減に加え、騒音の改良により静粛性を向上した。 これらの改善により車両の環境性能向上に貢献している。

 詳細は、ニュースリリース