JFEエンジニアリング、シンガポールの三井化学タフマープラント新設工事を受注

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は1月17日 、100%子会社であるJFEプロジェクトワン(千葉県千葉市、以下JPO)と共同で、三井化学の100%子会社MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD(シンガポール)より、シンガポールのジュロン島内における高機能エラストマー「タフマー®」プラント新設工事の設計・調達・建設(EPC)を受注したと発表した。同プラントは年間12万トンの製造能力を有し、2024年度中の完工を予定している

 JFEエンジニアリングおよびJPOは、シンガポールを中心に東南アジア地域における化学プラントのEPC実績を数多く有しており、各分野の顧客ニーズに応じて、基本計画からEPCまでワンストップで提供できる体制を構築している。特にJPOは三井化学向けの「タフマー®」プラントをはじめ、シンガポールにおける同社向けの多くのプラント建設に携わっており、これらの実績や価格競争力に加え、JFEエンジニアリングの経営資源とJPOの技術力を融合させたプロジェクト遂行能力が高く評価され、受注に至った。

 JFEエンジニアリンググループは、今後も拡大が見込まれる東南アジアにおける化学プラント分野への対応を強化し、顧客のニーズに対応するとともに、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく。

<工事概要>
発注者:MITSUI ELASTOMERS SINGAPORE PTE LTD
案件名:タフマー®︎プラント新設工事
納期:2024年度中 完工
工事内容 設計・調達・建設(EPC)
製造能力:年間12万トン
契約内容:ランプサム(一括請負)契約
施工場所:シンガポール共和国 ジュロン島内

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