JR九州子会社で鉄道車両の整備などを担うJR九州エンジニアリング(福岡市)は福岡県古賀市に新工場を建設する。 1月11日、安全祈願祭を行ったと発表した。
福岡製作所の建設は、鉄道事業の車両と機械のメンテナンスから新たな領域である製造業・建設業へシフトさせる成長戦略の一環。これまで様々な場所で個別にしていた車両と機械のモノづくりが融合する。同社は、従来の製品制作に加え、新しい主力商品を生み出す。
<概要>
建設地:福岡県古賀市糸ケ浦 81番地他 (青柳工場団地内)
工期:2023年1月15日〜2023年10月10日
敷地面積:5,686.35㎡(1,720坪)
建築・建屋:
・事務所棟
構造:鉄骨造3階建
建屋面積:1,448.45㎡(438坪)
1階/現業事務所:工場技術員詰所
2階/事務所:一部の本社機能
3階/研修会議室:社員教育、技術研修
クリーンルーム:電子機器プリント基板整備
研究開発室:ロボット試験機等の開発
その他:JR九州グループ内で初の「ZEB」認定取得見込み
・工場棟
建屋面積:2.705.11㎡(818坪)
構造:鉄骨造2階建
検修スペース:車両部品・保線機械部品の検修
製造スペース:車両部品、車輪旋盤転削盤等の製作
主要機械設備:レーザマシーン、折曲げ機、プレス機天井クレーン2基等
その他:太陽光設置面積 1,260㎡
:太陽電池モジュール 283.95kw
:想定発電量 233.875kwh/年
主要施工業者:九鉄工業(株)、JR九州電気システム(株)、JR九州エンジニアリング(株)
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